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キャブレター

というように、ここまで作業を進めてきたわけだが・・・。
いろいろと不安要因が心に引っかかっていた。

1.ノーマルキャブで調子よく乗れるだろうか?
エンジン始動した際に、若干ではあるが黒煙を吐いていた。
キャブのOリング類がほとんどNGなのである。
しかも純正品は一部欠品状態。
O/Hキットは¥14800−。
O/Hしたとしてもうまくセッティングが合うとも限らない。
しかも、もう少し上乗せするとCRキャブが買えてしまう!
やはり社外キャブか?

って事で中古のCR26を買っちまった(爆)

とは言ってもFX用ではなくゼファー400用である。
本体は同じでもFX用となると値段が跳ね上がるんですな〜っ!

CRキャブセッティングが難しいという話をよく耳にするが・・・。
でも試してみたい!本当に難しいのか?
あとで後悔するかもしれないが・・・(汗)
やらなきゃ始まらない!
俺の中で見た目でCR以外考えられないのだ(笑)

ゼファー用のキャブって事は、外側のインシュレーターが内側に絞り込んだあるのは知っていた。
CRキャブはキャブピッチがある程度変更できることも知っていた。
まあとりあえずゼファー400のインシュレーターに変えればOKかな?と簡単に考えていた。
・・・が!それは大間違いであった!

なんじゃこりゃ〜っ!
サイズが全然違うじゃね〜か〜!
インシュレーターの外径とスピゴットの外径が同じくらいなのだ!
でもおかしすぎる。こんなにでかかったらインシュレーターつかねーじゃねーのか!?
ちなみにこのCRキャブのスピゴットの外径は40mmもあるのだ!
ゼファーのキャブってこんなにでかいのか〜っ!?

しかもインシュレーターが短い為か、スピゴットの径を合わせたとしてもキャブがヘッドにぶつかるのである!

こりゃあいつの出番だな( ̄ー ̄)ニヤリッ
って事で、だいぶ前に購入していた謎の550エンジンに合わせてみた。

購入した時は、550FXの腰下にGP?Z?の腰上と言っていた様だが・・・。
実はいまでもよく理解していないのだ(汗)

とりあえずこのエンジンに付いていたインシュレーターに合わせてみた。
FXのよりこのインシュレーターのほうが口径が全然でかい!でもこのキャブよりは小さくてつきそうも無い。
その時だ。インシュレーターを見て、あれ〜っ!?
FXのとこのインシュレーターは取付穴ピッチが違いそうだぞ〜っ!
っということで現物を比べてみた。

これは想定外だった!
FXからゼファーまで、インシュレーターの形状は違っても取付ピッチが違うとは思ってもいなかった・・・。
案外俺以外でもFXにゼファーのインシュレーター使えばキャブがポン付けできると思っている人も多いのではなかろうか?
それとも俺のFXのエンジンがおかしいのか?

ということは、このCRキャブをFXに付けようと思ったら、スピゴットを交換しなければならないのか?
スピゴットだけ中古で出ているとは思えないし・・・。
新品で買うと、¥2,500×4=¥10,000−

って事で、ちょっと調べたデータを並べてみよう!

  FX GPZ ゼファー TMR
(カタログデータ)
インシュレーター取付穴ピッチ 50mm 58mm 58mm
インシュレーターのキャブ取付部内径 28mm 35mm 38mm
インシュレーター長さ 26mm 21mm 32mm
キャブピッチ 71−92−71 71−92−71 66−92−66 70−90−70

これで見てもインシュレーターの長さがゼファーのは6ミリ程度しか長くないのだ。
最低でもFXより10mmは長くないとあたりそうなんだけどな〜・・・。
本当にゼファーに付いていたのか?
それともゼファーのヘッドカバーはFXのより小さいのか?

もう1つ注目すべきは、TMRのキャブピッチである!
純正とは全く違うんですな〜!それともカタログデータが間違っているのか?
一説によると、新品のインシュレーターを使えば多少のキャブピッチの違いは吸収できるということらしい。
機械屋としては納得できない部分である(笑)

余談ですが、GP?Z?のインシュレーターをZ1に当てたら、取付ピッチはぴたりと合いました!
ということは、CRの26のキャブであればZ1・Z2のノーマルインシュレーターを使いそれにあうスピゴットを製作すれば・・・。
そう!バキューム調整が、ら〜く楽〜っになるんですな!

ん〜どうしようか・・・。
 

 

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